自分の歯を あきらめない

矯正歯科治療

歯並びは第一印象を決める要素のひとつ。「歯並びが気になって口を開けて笑えない」「人前で口を開けるのをためらってしまう」など歯に関するお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 乱れた歯並びは、コンプレックスの原因になってしまうのです。以下では、矯正治療の概要と、歯並びが乱れる原因をご説明します。歯並びでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

予防矯正と成人矯正

歯並びを矯正する場合、次のように大きく分けて2つの考え方があります。

予防矯正と成人矯正の違い

治療例

予防矯正は1期治療、2期治療に分かれています。1期治療は小学校低学年、2期治療は中学生ごろに行います。

1期
治療
生え替わりの時期に歯が変なところから生えてきた、顎が小さくて永久歯が並びきらない、顎がずれて咬んでいるなど、永久歯がすべて生えていなくても問題点を早期に改善していく矯正治療。
2期
治療
1期治療によって環境を整えても、
永久歯が綺麗に並ばない場合に行う矯正治療

当院では予防矯正をすすめています。

当院では、2つの理由から「予防矯正」をおすすめしています。

1.顎の成長とともに矯正できる
歯の咬み合わせがおかしいと、顎の正しい成長を阻害するおそれがあります。
顎の成長が終わる前に歯並びを正しく整え、正しい顎の成長を促す必要があるのです。
2.体への負担が少ない
顎の成長が終わった後ですと、新たに歯が並ぶスペースをつくらなければならないため、抜歯をしたり、矯正が長期間に及んだり、患者さんへの負担が大きくなります。
予防矯正ならば無理なく歯を並べることができます。さらに矯正後の後戻り(歯が元の位置に戻る現象)も少ないというメリットもあるのです。

さまざまな影響で乱れる歯並び

咀嚼と嚥下(えんげ)

口の中を覗くと、歯の内側には舌、外側には唇や頬といった軟らかい組織があります。
歯が生える時、これらの軟組織によって囲まれた一番出やすいところに歯は伸びていきます。
舌や唇、頬は柔らかいのですが、実は筋肉が中に入っています。(舌は全て筋肉です)咬んで飲み込む動作(咀嚼と嚥下)を毎日無意識に行うとき筋肉は硬くなります。この時に筋肉の硬さのバランスが崩れていると歯が誤った方向に伸び、歯並びが乱れます。
例)飲み込む時に舌を前に出す力が強いと前歯が出っ歯になります。

口呼吸

正しい飲み込み(嚥下)を行う際、舌の先は決まった位置に置かれます。
その位置は「ラララ」と発音した時に舌の先が当たる辺りで、上の前歯の裏側の少し喉の方になります。(この位置はスポットと呼ばれています)
物を飲み込む際に、舌が上顎に張り付き力が入ることで顎の成長が起きますが、口で呼吸をすると舌が上顎に張り付かないため、顎は成長しません。
例)アレルギー性鼻炎などがひどいと鼻で息が出来ないため、口呼吸となり顎が横に拡がらず、顎の形が細長くなります。

乱れた姿勢

人間は常に重力に抵抗して生活しているため、まっすぐ立っている、きちんと座っていることが基本となります。体が傾くことによって重力の方向に引っ張られたり、あるいは顎に持続的な力が加わると顎は誤った方向に成長してしまいます。
例)TVを見ているとき、勉強しているときなど、頬杖をいつも同じ側でついていると顎を押してしまい顎がずれて成長してしまいます。

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